ユビキタス特区が認定された島根で昨年から試験放送されているMediaFLOですが
業界以外では認知度が低いっぽい・・・
「聞いたことある!」って人も【ワンセグみたいなもん】としか認識されて無いので非常に歯がゆく思う今日この頃。
あまりにも誤解されているとイラッときてしまいますが
まぁ単に利用するだけであれば詳しい仕組みを知っておく必要はないわけで。現にテレビの仕組み知らなくてもこれだけ普及してきました。
普及するもの、しないもの コレの決定的な違いはどこにあるのでしょうね。
たとえば携帯電話。
・i-mode
・カメラ付きケータイ
世に出た当初は、だれも自分が必要なものとは考えておりませんでしたが、いまや、無くては困るレベルにまでなっています。でも、開発した当時は携帯メーカー社内でも本当に必要かどうか疑問視されていたとか。
強引に実装していれば普及していくかというとそうでもなくて たとえばFOMAのテレビ電話機能って全然使われていません。
終わってから「普及した理由」「普及しなかった理由」を後付けで理屈こねることは簡単ですが、新しいモノをこれから作っていくことは本当に大変です。
というところで小寺信義さんが日本のワンセグとアメリカのFLOTVを比較した解説をされています。
MediaFLOって単に映像放送だけじゃないんですが。とりあえず、ワンセグとの比較記事としてわかりやすかったのでメモ代わりに貼っておきます。
アメリカにはワンセグなんか無いので、「ワンセグみたいなもの」といった例えは存在しないはずですが、市民にどのように受け入れられているのでしょうか。こちらも気になります。
さて。島根発のプロジェクト、技術面だけでなく、さまざまな地域振興の企画も絡んでいます。
数年後、日本はどんな世の中になっているでしょうね。
島根でMediaFLOの実証実験をされているメディアスコープさんはこちら。
http://ms-ltd.co.jp/
関連記事
- Newer: ダ・ヴィンチもビックリ。
- Older: 無性に食べたくなる子ども向けのお菓子ランキング