松江の東林寺で小泉八雲朗読会が開催されましたの行って参りました。
http://www.city.matsue.shimane.jp/kamiarizuki/roudoku.html
私は初参加でしたが、この朗読会企画、今年で6年目とのこと。
当方、松江生まれの松江育ち。実家からは徒歩5分でへるん旧居に行けるのに、小泉八雲に関する知識といえば、ギリシャ生まれで松江に数年滞在して、「怪談」書いた人。というかなり恥ずかしい知識レベル。
予習不足で恐縮しながら足を運びました。
東林寺の会場は 沢山の灯籠で出迎えてくれます。
最初は小泉凡先生の講演。小泉八雲はギリシャ生まれで日本に来る前はニューオリンズにも滞在していたとのことで、
今回のお話はその頃のエピソードをベースにしているとのこと。
私は小泉八雲が霊的な話を書くのは、日本の怪談に感化されての創作だと思っていましたが、アメリカ滞在時に既に奇妙な話、輪廻っぽい話を書いていたんですね。
お話は「チタ」という小説をアレンジしたもので、1856年にカリブ海で起きた大地震、大津波を題材にしているとのこと。まさに、今の日本と同じなんですが、この企画、実は昨年に決まって準備進めている中での3.11だったとのこと。
なんだかこれも不思議な話です。
が、150年前も現在も、自然災害に対して人間が無力なのは変わっていませんね・・・
続いて 佐野史郎さん、山本恭司さんのコラボによる朗読。
佐野さんのナマ演技もキョージさんのナマ演奏も本当に素晴らしく、
ていうか照明効果、生演奏ありの、朗読というよりライブになっていました。
小泉凡先生の灯籠。
佐野史郎さん
山本恭司さん
各界一流のお三方によるコラボ、楽しいだけではなく知識も得られた充実の2時間でございました。
佐野さんの計画ではあと二回の構想があるとのこと。次回も楽しみです。
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